美々津和紙(みみつわし)
【所在地】 宮崎県日向市美々津町  
【主製品 障子紙・書道用紙・はがき・封筒等
美々津和紙の起源は定かではありませんが、『高鍋藩実録』によりますと、第7代藩主秋月種茂公(1760〜1788)の奨励により始められたと推察されます。政時代( 1818〜1830)の高鍋藩の公用紙として美々津和紙が使用されていたことが確認されています。

慶応2年(1866)には朝廷に美々津和紙3,000枚が献上されました。 明治29年には美々津に日向製紙伝習所を設置して改良和紙の研究普及を図りましたが、あまり普及発展には至らなかったと伝えられています。昭和 2年の記録には生産戸数14戸、生産高5,029貫(19トン)、価格30,240円となっています。
現在は1戸が美々津和紙の伝統技術を守り、和紙をつくり続けています。
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