大竹和紙(おおたけわし)
【所在地】 広島県大竹市防鹿  
【主製品】 障子紙・鯉紙・雲龍紙・封筒・はがき
古い時代から先人たちの工夫と努力によって生み出された手漉き和紙が、ここ小瀬川筋の土地に伝承技術として受け継がれ、最盛時には約 1000軒を超え、私たちの生活を支えてきましたが、昭和45年頃から生産も機械化が進み、手漉き和紙は衰退の一途をたどり、和紙の生産者は1軒を残すのみとなりました。

昭和 58年に県の無形文化財の認定を受け、平成5年解除されています。この間、手漉き和紙を保存・伝承するため、昭和63年には、おおたけ手すき和紙保存会が発足し、今日に至っています。

保存会の目的は、伝統的工芸品としての手漉き和紙の普及、発展を図り、地域振興の一環として原材料等も自給自足した組織作りに取り組み、大竹市の伝統文化としての手漉き和紙を伝承することです。旧大竹市水道局官舎を改築して作業所とし、現在 61名の会員で運営しています。
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