【紙捻(かみより)】
紙を細く切り裂いて、縒ってひも状にしたもので、かみなわ、かみひねりとよばれました。紙糸、文書や箱を結ぶひも、綴じる糸、元結(もとゆい)、油を浸して火をともす紙ろうそく、漆をぬった長門(ながと)(印籠)などに使われます。紙糸は、着物、帯、ネクタイ、小袋、ブレザー、ネッカチーフ、その他多様に使われており、国際的にも注目されています。これからのホープと言えます。