
八女の街並み

楮を煮る大釡

日源上人
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八女手漉き和紙は、文禄年間(1592〜1596)に日蓮宗の僧・日源上人によって創始されたと言われています。明治の末期から昭和初期にかけては、製紙戸数も
1,700戸と全盛を誇ったものですが、その後機械紙の進出により、生産者も激減して、現在はわずか9戸が生産を行なっています。
昭和47年に福岡県文化財保護条例により、工芸技術の無形文化財に指定されています。
現在組合として、1.原材料の確保事業、2.後継者育成事業、3.用具製作者の育成事業、4.技術研修会の開催、5.新商品の研究開発などに積極的に取り組んでいます。
平成8年4月23日、念願の「八女手すき和紙資料館」がオープンしました。体験工房の拡充により、一人でも多くの人が親しみを深めるよう、積極的に取り組んでいます。
長繊維である八女コウゾを主原料に、卓越した伝統的技法により生産するので、強靭優美で独特な趣があります。 |
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